カラオケのキーを合わせる時にお勧めの方法
カラオケでキーを自分の音程に合わせる人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。カラオケを楽しむには、気分良く歌う事が第一条件でしょう。歌が上手いと思われたいのも誰もが一緒ですよね。
音程とリズムが合っていなければ歌が上手いということにはならないと思いますが、リズムは練習と慣れで合わせられても、音程というのは持って生まれたものが影響することから、誰でもどんな曲でも合わせられる訳ではありません。
カラオケの機器にはキーの調節機能が付いていますが、うまく合わせるのは意外に難しいものです。
目次
カラオケでキーを合わせるために知っておきたい事
カラオケのキーは、歌の上手いと思われる人は大抵コントロールができています。ほとんどの人は、曲の音量、マイク音量、エコーくらいしかいじらない事が多いですが、キーのコントロールが上手に出来れば、歌いたくても音程が合わずに諦めていた歌も歌える可能性があります。
レパートリーの幅が広がると思いますよ。
キーは半音ごとに上げ下げができる
キーのボタンは12段階になっている事がほとんどです。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7音プラス、ド#(♭)・レ#(♭)・ファ#(♭)・ソ#(♭)・ラ#(♭)の5音で12音です。
ピアノの鍵盤の白と黒を合わせたものと一緒です。
+(♯)は高く-(♭)は低くなります
+(♯)1で半音高くなり-(♭)1は半音低くなります。1オクターブは上下6個ずつの12個と覚えておくと良いでしょう。
仮に、一番下の-(♭)6まで下げても高くて歌えない場合は、逆に高くして1オクターブ下で歌ってみると良いでしょう。
カラオケのキーは自分の音域を知ることから
カラオケでキーを自分に合わせるには、自分がどれくらいの音域まで出せるのかを知ることが必要です。しっかり歌ってどこまで歌えるのか、歌いたい曲とは音域がどれくらい違うのかを把握しなければ、キーも合わせようがありません。
歌う時にいきなり自分の音域にキーを合わせるのはとても大変です。合わせるためにあげたり下げたりいじっているうちに曲が終わってしまう事になりかねません。
ひとりカラオケで確認する
流行のひとりカラオケで、確認するのはおすすめです。歌いたい曲の+または-がどのくらいかを把握しておくと、実際歌う時にはスマートにキーのチェンジができます。
大勢でカラオケに行った時、キーのボタンを長くいじっているのは恥ずかしいという人は特に、曲ごとに覚えておくと時間がかかりませんので良いでしょう。
最近ではリモコンから曲の予約の転送時に設定することが可能な場合がありますので、そのような機能を使えば、気づかれずに済む可能性もあります。
できるだけ自分の音域に合った曲を選ぶ
歌いたい曲はたくさんあると思いますが、歌というのは原曲のキーに合わせる事がやはり一番魅力的に聞こえるのです。できるだけキーの変更をしなくて済む曲を選ぶのが一番です。
また、キーを合わせる場合は、下げるより上げる事をおすすめします。極端に高くて合わないのであれば、キーをさらに上げて1オクターブ下げて歌うのが良いでしょう。
低くすればするほど、曲は暗く感じられますので、盛り上がるような曲ならなおさら上げる方向で設定した方が良いでしょう。
同じアーティストであれば、キー設定はほぼ同じ
ひとりの人間の音域は同じなので、同じアーティストの曲であれば、キーの設定は同じにしておけば、だいたいの場合歌いやすくなるはずです。
カラオケ キーは慣れと練習
カラオケのキーを自分の音程の範囲内に収めるには、やはり練習が必要になるでしょう。キーの音程が大きく変われば曲調も音の感じ方も大きく変わる事から、混乱して音程が取りずらくなるタイプの人もいらっしゃいます。
練習して慣れる
何度か練習して、変えたキーに慣れることでいつでも上手く歌えるようになります。また、なるべく原曲のキーに近い曲調で歌えるように、1つずつ動かして様子を見ると良いでしょう。
曲やカラオケの機械の種類によっては、最初の設定がすでに原曲キーでない場合がありますので、まずは原曲キーの確認をしてみましょう。
音域は練習しても広がらない
いくら練習しても、人によって音域というものは違うため、急に今まで出なかったような高い音や低い音が出る可能性は低いです。
無理をして声が出なくなったりする可能性がありますので、ある程度自分の音域がわかったら、歌いたい曲のキーを自分に合わせるしかないと思った方が良いでしょう。
自分にピッタリの音域を見つけるには、繰り返し試してみるのが一番です。
カラオケでキーを原曲キーにこだわっている人も試してみるといつもよりも上手く、楽しく歌える可能性があります。
こだわりを捨てて、キーを変えてみると意外に歌える曲が増えたり、新しい発見があるかも知れません。
また、高い声が出ないからと原曲キーの1オクターブ下で歌うのも良いとは思いますが、低いトーンで勢いもなく無難にこなすよりも、うまく歌えなくても全力で歌う方が周りの人からの好感度が上がるかも知れません。
1オクターブ下で歌うのではなく、自分の一番良く出るいい声で歌えるキーを探ってみるとさらに良いのではないでしょうか。
場を盛り上げるためにも、試てみるのも良いかもしれませんね。